今回は、築年数約20年ほどのお宅で全面リフォームをするにあたり「耐震診断」をして必要なところに「耐震補強工事」を行いました。
基礎には鉄筋が入っており屋根も軽い材料でした。
耐震診断の結果に基づき耐震補強をしましたが、補強箇所は※ホールダウン金物が5ヶ所、壁補強が2か所で耐震の数値が1,5以上のレベルまで上げることができました。
総合的に今回の建物は総2階建て(1階、2階とも同じ面積)で家のバランスが良く、屋根が軽く外壁部分に全面構造用合板を貼られていたので数値が上がりました。
1階が大きく2階が小さい建物はバランスが悪くなります。筋交い等が入っていても釘打ちだけで金物が入っていなければ意味が無いことになってしまいます。
※基礎と建物を連結する金物。地震発生時に基礎と建物が分離しない効果があります。