『子育て世代の動線を考える家』茨木市Y様邸

施工例ギャラリー

夏に着工した「子育て世代の動線を考えた家」、冬を前に竣工しました。
この家づくりのきっかけになったのは『脱賃貸暮らし』でした。
以前に住まれていた賃貸マンションは築年数も古く、とにかくすごい結露!
小さなお子様が居られるお施主様にとっては悩みの種でした。


そこで新しい賃貸物件を探そうかと思われましたが、家賃を払うくらいならこの辺りで夢のマイホームを持とうと思われたのです。
はじめは建売も検討されていたようですが、『時間はかかるが土地から探せば自分達だけの家づくりが出来るよ』とご友人からアドバイスがあり、その家づくりのお手伝いに当社をご指名くださいました。
そして、土地探しがスタートしたものの、トントン拍子には行きませんでした。
いざ気に入った土地を見つけても、不動産屋さんから契約を急かされるので状況を詳しく調べて見ると、とても購入出来る状態でない事が判明したり・・・はじめての家づくりは分からない事が多いですがそのお手伝いが出来、条件の良い土地が購入できた事はとてもうれしく思っています。
その家づくりをポイントを絞ってお見せしたいと思います
手前が駐車場、ポーチの奥で玄関ドアは駐車場側を向いています。玄関ドアは、道路側に面した当初プランでしたが、北向きになるというご意見によりこのような配置となっています。
〜コーディネーター師玉より〜
キッチン部分です。キッチンコーナーが明るくなるように窓の位置を吊り戸棚の下に変更しました。日の光が入るとても明るいキッチンに、大変喜んでいただけました。
ドア正面の収納です。右側は普通に見かける下駄箱ですが、左側は特設です。
どうしても玄関周りはゴチャゴチャしがちです。家づくりをされた方からも『玄関に収納があると便利』と言うご意見はとても多いです。なのでこちらのスペースを利用して収納を作りました。
掃除道具や季節の道具などたっぷり収納できます。
1階のトイレは空間を有効に使うため、このような構成になっています。階段下ですが圧迫感が無いようにしています。そしてここでもトイレで使う物はすべて収納できるように、向かって右側に広めのスペースをとりました。
LDKに入ってすぐ左手がキッチンです。通路部には床下収納庫があり(このページ2枚目の写真)、突き当たりは勝手口のドア、敷地の屋外側に余裕がないため片引き戸になっています(写真は、説明のために半分開けている状態です)。
通路部の左手にカップボード。使い勝手と空間の有効活用を考えてオーダーの家具としました。
〜コーディネーター師玉より〜
炊飯器やレンジなどキッチンの上に置いてしまうと作業スペースが狭くなります。かといって家電専用のスチール棚を使うと生活感が出てしまいますよね。そこで『造り付け家具(カップボード)』を提案させていただきました。
下の棚にはよく使う食器類を、カウンター部分はレンジなどの家電を置いていただくと、キッチンからも近く、すぐに取り出して使う事が出来るので便利です。
容量もあるので乾物や調味料のストック、頻繁に使わないお鍋なども収納できます。
色もキッチンの扉と合う様に白でコーディネートしているので明るくスッキリまとまりました。

そして右側がシステムキッチン。引き出しを閉じる時のショックを緩和する機構がついた上位グレードです。キッチンには奥様のこだわりを反映させることができました。
〜コーディネーター師玉より〜
もう一つのこだわりの場所です。
使い勝手がよく、機能的にも優れたキッチンをご希望され、普通のタイプよりグレードUPした商品を選ばれました。変更のポイントは『毎日使う物に後悔したくない』との事。
奥様の名言かと思いきやご主人の名言でした!
扉の色も、若いご夫婦の好みに合うよう、コントラストがきれいな木目柄のダークブラウンと色の組み合わせをご提案させていただきました。


〜コーディネーター師玉より〜
キッチンのすぐ横が洗面所になっています。小さいお子様がいらっしゃるので家事のしやすいプランがご希望でした。
そこで、調理や洗濯がスムーズに出来るようにキッチン横に洗面所を配置してします。
動線を短くする事で家事が効率よくこなせます。

カウンター越しに見たリビングの様子です。これならお料理をしながらお子様の様子を見ることができます。
そして、独立キッチンではないので家族とコミニュケーションがとれます。
ここからは2階の写真です。部屋ごとにデザインと色で分けられたドアは、遊び心のある円の連窓が子供室、渋めの意匠が旦那様の書斎です。
〜コーディネーター師玉より〜
2Fの扉は色を統一するのか、好きな色にするかご主人と奥様との好みの違いで悩まれました。
このような場合、男性方はなかなか色選びに主導権を握れない事が多いのですが、大切な家づくり。
『自分で選んだ』と言う気持ちも大切なので、今回はご主人が好きな色を選んでいただきました(笑)

主寝室は御夫妻のたっての御希望で和室となりました(現在は、和室のない家も多いですよね)。くつろげる畳の長所に、クローゼット収納の利便性を加えた、今風の和室です。
〜コーディネーター師玉より〜
和室が好みのご夫婦。なので全ての部屋が和室でも良かったのですが、使い勝手や今後の事を考えて寝室のみを和室にされました。押入れの扉は襖ではなく、出し入れのしやすいクローゼット扉を提案させていただきました。お布団の上げ下ろしや物を整理するのも便利にお使いいただけると思います。


小さなお子様が居られる中、何度も打ち合わせに来ていただきとても感謝しています。
これから新しい生活がスタートされます。ご家族の皆さんが健康で楽しく暮らしていただけることを願っています。そして、私達とこれからも末永いお付き合いの程宜しくお願い致します。
ご入居おめでとうございます。